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鈴鹿ラグビースクール

ラグビー入門

【 ラグビーとは 】

 ラグビーというスポーツは、1823年英国のラグビー校という学校でフットボールの試合をしていたエリス少年が、興奮のあまり
 手でボールを持って走ったことがキッカケとなり始まったスポーツで、アソシエイションフットボール(サッカー)に対し、発祥校の
 名をとりラグビーフットボールと名付けられました。

 ラグビーは15人のプレーヤーでチームを編成し、敵味方30人が入れ乱れて一つのボールを奪い合い、相手インゴールを目指す
 わけですがレフリーはたった一人です。ラグビーは紳士のスポーツといわれ、30人のプレーヤーそれぞれがフェアプレーに徹し
 ようと努力しているから、一人のレフリーで充分試合を審判することが出来るわけです。

 一つのボールを味方に有利に活かすために、たとえ自分は倒れても、泥と汗にまみれても、モール、ラックの中や人の見ていない
 所でもボールを支配する努力をする。また、すばらしい独走トライをしても決して有頂天にならない。なぜなら、自分一人のプレーで
 トライ出来たものではなく、後の14人の仲間のサポートがあったからこそという事を自覚しているからです。これがラグビ―精神と
 いうもので、そこに忍耐・勇気・協調・犠牲の精神が培われるのです。肉体と肉体がぶつかり合い、血を流すこともある格闘技で
 ある故に自分自身をきびしく律しなければいけません。

 ラグビーは、試合の勝ち負けもさることながら、その試合の内容が人間らしく正々堂々と立派であったかどうかが大切であって、
 汚いプレーはプレーヤーとして最も恥ずべきことです。肉弾相撃つ戦いもノーサイド(試合終了)の笛が鳴れば、敵も味方もなく、
 互いに健闘を称え合い親しいラグビー仲間となるわけです。このノーサイドの精神こそラガーの誇りとするところです。



【 ポジションとその名称(15人制) 】
ポジション/名称


【 得 点 】
略称
名称
得点
得点への行動
トライ
 攻撃側のプレーヤーが相手チームのインゴールにボールを持ち込んでタッチダウンするか、
 またはインゴールにあるボールを押さえ込めば得点となる
ゴール
 トライした地点を通り、タッチラインに平行な線上の任意の地点からキックをし、
 ゴールポストの間でクロスバーの上を越えれば得点となる
PG
ペナルティゴール
 ペナルティキックの際にゴールポストの間でクロスバーの上を越えれば得点となる
DG
ドロップゴール
 プレーの最中にボールを手から地面に落として最初に跳ね返った瞬間にキックをし、
 ゴールポストの間でクロスバーの上を越えれば得点となる


【 キックの種類 】
キックオフ ゲームを開始する時にハーフウェイラインの中央からキックすること。
 前後半の開始時はボールを置いてキックする(プレスキック)。
 得点後の再開はワンバウンドさせてキックする(ドロップキック)。
タッチキック 領域を挽回するためタッチラインをめがけてキックすること。
 直接タッチラインを越えた場合は、キックした地点が自陣22mライン以内かペナルティキックであれば
 越えた地点、それ以外であればキックした地点でのラインアウトとなる。
パント 領域を挽回するためにフィールド内にキックをすること。
フリーキック フェアーキャッチまたは軽い反則時にあたえられるキック。ゴールは狙えない。
ペナルティキック 重い反則時にあたえられるキック。ゴールを狙うことができる。


【 ボールの争奪 】
スクラム ノックオン、スローフォワードなど小さな反則や、プレーを続行できなくなった時などに行う。
ラインアウト ボールまたはボールを持ったプレーヤーがタッチラインに触れるか外に出てしまった場合は、
 タッチラインから5m以上離れ、1m以上間隔を開けて2列に並び、投げ入れられたボールを奪い合う。
モール ボールを持ったプレーヤーを中心に、両チーム1人ずつ以上のプレーヤーが身体を密着させている状態をいう。
 ボールは地面に着いていない状態である。
ラック 地面にあるボールを挟んで、両チーム1人ずつ以上のプレーヤーが立ったまま身体を密着させている状態をいう。


【 反則行為と罰則 】
スローフォワード 自分より前にボールをパスまたは投げること。
  (相手ボールのスクラム)
ノックオン 持っているボールを前に落としたり、キャッチに失敗して手や腕に当てて前にボールを落とすこと。
  (相手ボールのスクラム)
ノットストレート スクラムやラインアウトでボールをまっすぐ投げ入れないこと。
  (相手ボールのスクラム)
アクシデンタルオフサイド ボールを持ったプレーヤーまたはキックしたボールが前にいる味方に偶然触れること。
  (相手ボールのスクラム)
ノットリリースザボール タックルされたプレーヤーがボールを手放さないこと。
  (相手ボールのペナルティキック)
ピックアップ スクラムやラックの中にあるボールを手で拾い上げたり、タックルされて倒れているプレーヤーが
 ボールを手で拾い上げること。
  (相手ボールのペナルティキック)
オフサイド ボールをプレーしている味方より前方にいるプレーヤーがプレーに参加したり、スクラム、モール、ラック、
 ラインアウトなどで決められたオフサイドラインより前方にいるプレーヤーがプレーに参加すること。
  (相手ボールのペナルティキック)
オブストラクション タックルしようとする防御側プレーヤーを、ボールを持たないプレーヤーが邪魔をすること。
  (相手ボールのペナルティキック)
コラプシング スクラムやモールを故意に崩すこと。
  (相手ボールのペナルティキック)
不正・危険なプレー 早過ぎるか、遅過ぎるタックルや肩より上へタックルすること。
  (相手ボールのペナルティキック)


【 その他のルール 】
アドバンテージ 反則があっても相手チームに地域的、戦略的な利益があった場合は、反則を取らずにゲームを続行する。
フェアーキャッチ 攻撃側がキックしたボールを自陣22mラインの内側でキャッチし、同時に「マーク」と叫べば、
 フェアーキャッチが認められる。キャッチした地点で、キャッチした選手によるフリーキックで再開する。
ドロップアウト 攻撃側が蹴り込んだボールをインゴールで防御側がタッチダウンすること。
 22mラインの内側からのドロップキックにて再開する。
キャリーバック 防御側が自陣のインゴールに持ち込んだボールをタッチダウンすること。
 ゴールラインの手前5m地点で相手側ボールのスクラムにて再開する。



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